掛け軸屋の仕立て
3種類の仕立てかた 特徴と違い

掛け軸屋では、様々なお客様の用途に合わせて3種類の仕立て方を提供しています

◇機械仕立て
一番普及している仕立て
コストが安く、制作期間が短いため大量注文(展覧会・販促品)やお急ぎの場合に適しています
・・・特徴・・・
機械仕立てと手技仕立ての大きな違いは裏打ちの仕方にあります
手技仕立てでは、職人が手で裏打ち紙を使用して裏打ちをして板に貼り付けて
自然乾燥させますが機械仕立ての場合は、あらかじめ接着剤が付いている紙を使用して
熱圧着で裏打ちします(クリーニング店やズボンのプレス機を思い浮かべて下さい)


◇手技+機械仕立て
掛け軸屋オススメ仕立て
掛け軸の
大きさやデザインなどを細かく指定できますので鑑賞する
場所に合わせた仕立てが可能です
・・・特徴・・・
裏打ちを機械で行い、その他の制作工程は手技
行います
また、裂地(布地)も手技表装で使用する裂地を
そのまま使用出来ますので、柄の種類の選択肢が広がります
好きなデザインを描いてそれをそのまま掛け軸の形にすることが出来ます
(別途お見積もり)
世界に一つだけの貴方だけのオリジナル掛け軸をお部屋に飾って下さい



◇手技仕立て
すべてのわがままをかなえる仕立て
大切な作品や価値のある作品を後世に残すためには手技表装が適しています
すべて職人の手で作成して、使用する素材も天然の物にこだわっております
(接着剤や紙etc・・)
・・・特徴・・・
伝統的工法で職人の手により1幅1幅丁寧に仕上げていきます。
この手法が所謂、本来の表装という工法になります。
表装技術本来の保存をする技術が凝縮されております。
大切な作品を後世まで残すことができますので、
ずっと残していきたい作品などはこちらの工法をオススメいたします